無職友達

こんばんは、浅田って言います。今日は無職友達と星を見に行ってみました。僕たちの地元は程よく田舎なので、車を10分も走らせれば満点の星空スポットに着きます。ありがたい。

なんとなく、流れ星が見れたような、見れなかったような。皆さん知ってますか?流れ星って実は、二人以上が同時に見ないと夢か現か判別がつかないんです。今回は残念ながら代わりばんこで見逃し続けて、結局最後まで流れていたのか分からずじまいでした。そうなると残るのはやるせない感情だけかと思いきや、シンプルに星が綺麗だったので一個も問題なかったです。

深夜に友達と星を見にいくのも然り、先日無職友達の一人が軽井沢で誕生日を祝ってもらったこともまた然りですが、結局「ベタ」っていうのは長年多くの支持を得ているだけあって最高なんだよな、なんて語らいながら、しっかり流れ星を見逃し続けました。

 

素晴らしい夜に一つだけ心残りがあるとすれば、今年出版社への就職を決断したことを友達に報告した際に、「やりたいことが変わったわけじゃない」とはっきり言えなかったことです。

「面白いものを作りたい」、その根っこは変わらないけれど、現時点での自分の力量とそれに伴う自信の欠如を鑑みて、とにかく多くの人に揉まれたい。願わくば、同じく「面白い」を求めている人たちのもとで。

んー、やっぱりどこか言い訳がましいな。まだ見栄えを気にして自分を取り繕っている感じがします。確かに面白いを求める人たちばかりの環境にこだわる必要もないのかな。でも選択する自由があるのならば、このチャンスを掴みに行かない理由もないのかな。

まだまだ、日々迷うことばかりです。案ずるより産むが易し、泥臭くやっていこう。こうやって言葉にしていないと、きっとまた理由をつけて諦めようとしてしまう。

出版社に入って漫画の編集をします。キングオブコントに出場します。YouTubeを収益化させます。常にフレッシュな受け手として、自分の中の「面白い」と向き合い続けます。

頑張れ浅田。力の限り。世界一面白い頭を手にするその日まで。いや、その日以降も。